スペインへの留学

【スペイン国情報】

spain_03スペインの気候は1年を通じて晴天の日が多く、空気は非常に乾燥し、日本に比べて寒暖の差が激しいです。夏の日差しはきつく、40度を超える事もありますが、冬は非常に寒く、氷点下になることもあります。スペインの人は比較的マイペースと言われ、昼寝の意味を持つシエスタと呼ばれる時間帯があります。また、起床すぐ・朝の朝食・昼食・夕食の軽食・夕食と1日に5回食事する習慣があります。

【スペインサッカー事情】

spain_02長きに渡り、これまで数々のタイトルを戴冠したFCバルセロナとレアル・マドリードの2強時代が続き、2013-2014年シーズン王者のアトレティコ・マドリードを加えた3強時代の到来を予感させる世界最高峰のプロサッカーリーグ『リーガエスパニョーラ』。現在はリオネル・メッシ(アルゼンチン)やクリスティアーノ・ロナウド(ポルトガル)など世界屈指の名プレーヤーが集い、世界中のサッカーファンから大きな注目を浴びている。

言語はスペイン語(カスティーリャ語)が公用語。しかし、自治州憲章によって認められるカタルーニャ語、バレンシア語、バスク語等が地方の公用語としてよういられる等地域間、民族間によって異なる。この背景にあるのは民族対立という歴史。FCバルセロナとレアル・マドリードが対戦する「エル・クラシコ」が伝統の一戦と呼べるのも、この民族対立から由来しているのである。観光客も多く訪れ、世界的建造物であるサクラダ・ファミリアや闘牛など、観光地としても名高い魅力あふれる国である。

spainスペインのサッカーは、ロングボールの多様が目立つイングランドの「キック・アンド・ラッシュ」や、守備的戦術を志向するイタリアの「カテナッチョ」のような独自のスタイルで形容される機会は少ない。これは、サッカースタイルが地域間で異なることが一因とされるが、それでもフィジカルよりもテクニック、守備よりも攻撃を重視する傾向にあると一般的には評される。つまり、多くのゴールシーンが生まれる事を好むのだ。「1対0で泥臭く勝つより、3対4で美しく負けたい」。かつてスペインでプレーし、指導者として輝かしい功績を残したオランダ人選手、ヨハン・クライフの言葉が見事にスペインサッカーを表している。

【スペインサッカーのリーグシステム】

リーガエスパニョーラ1部を意味するプレメーラ・ディビシオン(全20チーム参加)をピラミッドのトップに据え、以下、セグンダ・ディビシオンと呼ばれる2部(全22チーム)スペインサッカー連盟(RFEF)によって組織される地域別リーグ、セグンダ・ディビシオンB(3部相当)とテルセーラ・ディビシオン(4部相当)を配置。さらに、その下に19地域のサッカー協会によって5部以下のリーグが成り立っている。加えて、シーズン中にはカップ戦も開催。「コパ・デル・レイ」こと、スペイン国王杯や、前シーズン国内リーグ戦優勝チームと国内カップ戦優勝チームが競う「スーペルコパ・デ・エスパーニャ」などがその代表格である。

【スペインでの日本人選手】

これまで、スペインリーグでの挑戦を志し、日本人も海を渡った。かつては城彰二(2000年~レアル・バリャドリード)や西澤明訓(2000年~RCDエスパニョール)、大久保嘉人(2005年~RCDマヨルカ・現川崎フロンターレ)らがプレー。セルティックFC(スコットランド)で活躍し、その名を世界にとどろかせた中村俊輔(2009年~RCDエスパニョール・現横浜F・マリノス)や、家長昭博(2011年~RCDマヨルカ・現大宮アルディージャ)といったところは記憶に新しい所ではないか?現在は乾貴士(エイバㇽ)がプレーしている。

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